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基準を決める

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まずはすべきこと!


エンジニアが転職を考えるとき

エンジニアの転職はよくあることですし、仕事だって探せば山のようにありますが、具体的なビジョンもない状態でいざ決断するとなるとやっぱり悩んでしまいますよね。多種多様なプログラム開発や現場によって異なる開発工程、エンジニアが担う役割の幅広さなど、エンジニアとして働いてきたからこそわかるエンジニアの現実を熟知していればなおさらそうかもしれません。転職を考えるということは、満足できない現状が少なからずあるということです。エンジニアの仕事そのものは好きでも、今の職場の仕事にやりがいを感じられなければ、転職を考えたくなるのはごく自然の流れです。
やりがいを感じられない理由としては、開発ジャンルに興味が持てないという根本的なものから収入面のこと、長時間の残業続きで身がもたないというものまでいろいろあると思います。職場の雰囲気の悪さが開発効率に影響していることが大きなストレスとなる場合もあるでしょう。転職したい理由がなんであれ共通しているのは、「このままではいけない」という危機感や不安感が根底にあるということです。

ポイントは転職の基準を決めること

転職すると決めたらまず決めておきたいのが「転職の基準」。ただ漠然と転職したいという気持ちで転職活動をしてしまうと、転職できたとしてもまたやりがいを見失ってしまう可能性がありますよ。そうならないためには、現状のどんなことに自分が引っかかっているのかをはっきりさせることが大切なんです。やりたかったことと全く異なるジャンルの開発になじめないなら、興味を持てる開発ジャンルを基準に転職先を探しましょう。同じように、収入面をはじめとする条件面に不満があるなら、自分が望む条件を基準にしましょう。自分のスキルと経験に対して求める条件が見合っていれば、満足のいく転職活動ができるはずですよ。職場の人間関係については、実際に働きはじめてみないとわからないことがあるのは確かです。転職すれば人間関係はリセットされますが、転職先にもまた合わない人がいるつもりでいたほうがいいかもしれません。そうだとしても、ゼロから人間関係を構築できるというメリットはあるので、環境を変えたいということを基準に転職活動をするのだってもちろんアリ。むしろ転職を希望する多くの人は、人間関係への不満が本音だったりするのです。
とにもかくにも、転職理由は自分の正直な気持ちでOKです!重要なのは、転職してからまた同じ不満を繰り返さないようにすること。転職したい理由に基づいて「これだけは譲りたくない」という基準が決まれば、今後の転職活動がグンと楽になるはずですよ。